石川門

 

加賀百万石のシンボル金沢城と日本三大名園兼六園を結ぶ「石川門」。本来は金沢城の裏門だったそうで、敵が攻め込みにくいよう「桝形」という独特の形状をしています。難易度はぐっと上がって〈上級者向け〉と表記されていますが、パーツパーツは箱型の構造の繰り返しなので、コツコツ作ればかなりきっちりと組み上がるはず。門の構造ごとに展開図も分かれていますので、オリンピックロスで寝付けぬ夜に、4,5日かけてじっくり取り組んでみてください。

 

この石川門、1990年代の中頃まで金沢城址内にキャンパスのあった金沢大学の正門としても知られており、東大の「赤門」にならって「白門」と呼ばれていたそうです。僕の高校の同級生も大勢が金大に進学し、何度かキャンパスに遊びに行ったことがありますが、そういえばここをくぐって行ったなぁ。確か石川門からそんなに離れてないところに自動車部の部室があって、友達のトレノだか何だかに乗っけられてドリフト体験をさせられたことがあった記憶が。何しろ城址の中ですからね、大らかな時代でした。