絶やすのはたやすい消えた動物
フクロオオカミ
オーストラリアの南東の島タスマニアが最後の生息地で、体の縞模様から「タスマニアタイガー」とも呼ばれていました。オオカミや犬にとてもよく似た形をしていますが、それら真獣類とは1億6000万年も前に分かれた、有袋類、つまりコアラやカンガルーの仲間です。その証拠に名前の通り下腹部に子育てをする袋をもっていました。オーストラリアという、広大ではあるけれど海に囲まれた大陸で、オオカミが進化した北半球と似た環境・生態系で過ごす長い長い年月のうちに、収斂進化によってこの姿になったそうです。