生命誌の樹・第4回 全生物


 

「陸上植物」から始まって、「多細胞動物」「脊椎動物」と、生命の進化を組み立て式の立体系統樹で紹介してきた、季刊生命誌の今年のおまけ「生命誌の樹」もいよいよ最終回。生物の授業で活用していただいたといううれしいご報告も入ってきています。今回は締めくくりふさわしいビッグスケールで、「全生物」の進化をお届けします。

 

今回の系統樹の根っこは、地球が誕生して間もなくの約40億年前。どこでどうやってかは明らかになっていませんが、近年の仮説ではおそらく深海の熱水噴出孔付近で、全生物の共通祖先LUCA(Last Universal Common Ancestor)が誕生しました。そこから別れた枝が、この系統樹では29本。前回の脊椎動物もその前の多細胞動物も、このスケールで見ると、約10億年前に分岐した1本の枝「動物界」にすべて含まれてしまいます。ちょっと気が遠くなる話です。