BRH20周年を記念して、いつもよりボリュームアップしてお届けする79・80合併号のおまけは、こちらも20周年に合わせて、BRHスタッフとイラストレーターの中川学さんが1年以上かけて作り上げた「生命誌マンダラ」立板古です。生命誌絵巻が系統樹を縦方向に切り取って横から見た様子とするなら、こちらのマンダラは横方向に切り取った断面図を重ねて上から見た様子。中心にあるゲノムから、細胞→組織→器官→個体へと、進化的にも系統発生的にも時間を追って階層が積み重ねられて行きます。平面のイラストではどうしても表現に限界のある「奥行き」を、この立板古では立体的に表現しました。サイズが小さいため、綿密に描き込まれたイラストをよくご覧いただけないのが残念。裏面にも情報がびっしり詰まった立板古で興味を持っていただけた方は、是非BRHに足を運んで実際のデジタル展示をお楽しみください。