めぐる生命誌・その2 からだをめぐる遺伝子の波

ダイヤルを回すと「何か」が「めぐる」シリーズ第二弾。今回は「からだをめぐる遺伝子の波」です。

 

年度ごとに趣向を変えてお届けしている、この紙のおまけシリーズ。年度の頭にまとめて渡ししてある複数の構造サンプルを、開いたり閉じたり回したり組み立てたりしながら、どのしかけでどんな研究やトピックを表現できるのか、BRHの担当者さんがまずはアイデアをひねり出します。その後内容に関するレクチャーを受けながら、構造の見直しをしたり絵柄の相談をしたり、何度もやりとりしながら作っています。僕の方でも資料をもらって勉強するので、完成する頃には少しだけ賢くなっていることが多いのですが、泥縄式のにわか勉強ではとても太刀打ちできないほど専門的な内容の場合もありまして、まさに今回がそんな感じですね。え~っと、今回に関しては、カードに書いてある説明以上に噛み砕いた解説は僕にはできません。脊椎動物の胚で未分節中胚葉が分節してリズミカルに体節が形成される様子、ダイヤルをクルクル回しながら是非体感してください!