めぐる生命誌・その3 砂と風が結ぶ陸と海

前回とは打って変わって、直感的にも分かりやすい今号のおまけは、「砂と風が結ぶ陸と海」。中国大陸から飛来する黄砂と、僕が大好きなヒラメや中トロを結ぶ大きな循環がテーマです。偏西風に乗った黄砂が太平洋に舞い降りて植物プランクトンの生育に必須の鉄分を供給し、それを食べた動物プランクトンは小型の魚介類の栄養源となり、そして肉食の大型魚類、ひいては僕の胃袋に納まるという、まさに「風が吹けば桶屋が儲かる」の地球スケールバージョン。画像だとちょっと分かりにくいんですが、これまでの中では、回転するしかけを一番素直に生かせたカードではないかと思っています。是非購読してクルクル回してみてください。